浴槽を正しく選ぶには

浴槽を選択するには形状、寸法、素材を事前に検討する必要があり、また「埋め込み型」か「置き型」かを選択する必要があります。浴槽は浴室の重要な一部分であり、 現代性、デザイン、快適さを兼ね備えています。例えばスパ用の浴槽には、体のさまざまな部分をマッサージするジェットが装備されており、エッセンシャルオイルディフューザーと統合されたLEDがさらに快適性を高めます。

弊社ウェブサイトでは、浴槽のオプションを選択することで検索を絞り込むことができます。たとえば「配置」タブをクリックして「置き型」また「埋込式」などを選択できます。

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  • 浴槽は埋め込み式か置き型か?

    このガイドでは、主に2種類の浴槽「埋め込み型」と「置き型」について解説し、選択に役立つ情報を提供します。 価格はどちらの浴槽もほぼ同じですが、デザインや素材の違いがあります。

    手頃な価格の埋め込み式浴槽一般的な浴槽 は、浴槽のみか壁面にシャワ-が設置してあるタイプがあります。 脚付き浴槽よりもメンテナンスが簡単ですが、埋込式の方が設置の費用がかかります。

    置き型浴槽は、固定する必要がありません。 大きな浴室向きで浴室の中央に配置でき、大きな浴槽の印象を与えます。 数年前は高級品でしたが、今では手頃な価格となり市場に出ています。 埋め込み式浴槽とは異なり、置き型の浴槽は 追加のフレームが必要なく、シャワ-を設置することも可能です。 外装工事は必要ありませんが、水の供給に特殊な設置が必要です。

     

    ROCAの埋込式浴槽

     

    BETTEの置き型浴槽

  • どの形を選ぶか?

    浴槽の形を選択するには、様々なオプションを検討し、各形の特徴を理解する必要があります。 浴槽の選択で浴室の雰囲気は変わります。 正方形、長方形、コ-ナ-型、また独立型バスタブなど、浴室の構成に応じてお好みの浴槽の形状を選択しましょう。

    浴室の広さを考慮に入れることも重要です。

    • 長方形の浴槽 :浴槽の最も一般的な形で、 浴槽エプロンで囲まれています。 壁に取り付けるか、スペースを最適化する角度で取り付けます。 壁やスペースを最適化できる角に取り付けます。 小さな浴室には、よりコンパクトなモデルを選択することもできます。 長さ150cm〜190cm、幅70cm〜100 cm以上といった様々なサイズがあります。
    • 楕円形浴槽 : そのデザインは長方形のバスタブよりも自然です。 どのタイプの浴室にも合い、サイズも幅広く用意されているため、無駄なスペ-スを取ることがありません。
    • コーナー型浴槽 :角に置くことができ、通常のサイズから大きいタイプの浴室に設置できます。 コーナー型浴槽はストレートタイプの浴槽よりも深いですが、長さは短いです。また入れづらい角度にも設置することができます。 対称モデルと非対称モデルがあり、角度は左側また右側に少し中心がずれています。 より美しく見せるには、バスエプロンが必要です。
    • 円形浴槽 : 長方形の浴槽ほど有名ではありませんが、スパの雰囲気を出してくれます。 リラックス効果を高めますが、広いスペースが必要です。
    • 四角形浴槽 :浴槽自体が広くカップルや複数人での入浴におすすめです。
    DUSCHOLUX AGの長方形浴槽

    DUSCHOLUX AGの長方形浴槽

    HOESCHの楕円形浴槽

    HOESCHの楕円形浴槽

    GLASS 1989コ-ナ-型浴槽

    GLASS 1989コ-ナ-型浴槽

    JACUZZI Franceの円形浴槽

    JACUZZI Franceの円形浴槽

    GLASS 1989の正方形バスタブ

    GLASS 1989の正方形バスタブ

  • 浴槽にどの素材を選択するか?

    浴槽の素材によって手入れの仕方や耐久性が異なります。 また床が耐えられる重量を知る必要があります。 例えば木製の床は、コンクリートの床ほど強くありません。 浴槽に使用される主な素材はプラスチック、複合材、金属、石、磁器、セラミックです。

    プラスチック :強化アクリルは浴槽内の水温を維持するには経済的な選択肢ですが、表面が柔軟であるため、傷が付きやすいです。 掃除をする時には注意が必要です。 プラスチックには次の3種類があります: グラスファイバーは軽量で耐久性があり、経済的な素材です。Toplaxは耐衝撃性かつ接着性があり、非常に軽く100%リサイクル可能なABS強化アクリルです。 そしてTechnolaxは、断熱性と防音性を備えた剛性と高耐性の複合材料です。

    [+] 過剰な水分を吸収しない非多孔質材料(グラスファイバーの場合を除く)
    [+] 水温を保つ
    [-] 柔軟
    [-] 傷が付きやすい

    ファイバーガラス :このタイプの強化アクリルは、その軽量性と取り付けの容易さ、また低コストのため他のタイプの素材と区別されます。 多孔質の素材で水を吸収し、変形や亀裂を引き起こす傾向がありますが、修理キットが存在します。

    [+] 手ごろな値段
    [+] 軽量で設置が簡単
    [+] 修復が簡単
    [-] 最も壊れやすい材料の1つ
    [-] 多孔質で水を吸収し割れやすいゆがむことがあり、安定していない
    [-] 浴槽を掃除すると表面が傷む

    コーリアン :多くのメーカーはコーリアンなどの複合素材を使用しています。 コーリアンは最近市場に登場した複合素材です。 多孔質でないため汚れが表面に浸透せず、掃除が簡単です。 浴槽を正しく掃除することで、カビや細菌から守ることができます。 また傷、汚れ、ひび割れにも耐久性があります。

    [+] 耐久性があり簡単に修理ができる
    [+] 清掃が簡単な非多孔質材料
    [+] 水温を保つ
    [-] 少々重く比較的値段が高い

    樹脂 :樹脂という用語には、回転成形ポリマーとポリエステル樹脂が含まれます。
    回転成形されたポリマーは心地よい質感を持ち、ポリエステル樹脂は強化されたゲルコートのおかげで非常に耐性があります。 樹脂複合材は、セラミックや石のように見えることもありますが、見た目ほど重くなく、高価ではありません。

    [+] 耐久性があり、すり傷やひび割れに非常に強い
    [+] 掃除が簡単
    [+] 水温を保つ
    [+] 石や鋼鉄ほど重くないが、石のように見える[-] 定期的なメンテナンスが必要で、紙やすりと研磨ペーストを使用することをおすすめします。[-] 値段

    金属 :鋳鉄は浴槽の伝統的な材料で、エナメルスチールは非常に重いですが耐性があり、手入れが簡単で熱を保持します。   また鋳鉄よりもはるかに軽いです。 しかしスチールは共鳴胴と似ているため、 例えば防音板を浴槽の底に使用することをおすすめします。

    [+] より耐久性があり、すり傷やひび割れに非常に強い
    [+] 掃除が簡単
    [+] 水温を保つ
    [-] 最も重い材料の1つ
    [-] 値段

    石 : とても頑丈な素材で長持ちします。 色は時間とともに落ちる可能性がありますが、石は割れません。 長時間熱を保持するので、長く熱いお湯に入ることができます。 欠点は価格と重さです。

    [+] 頑丈で長持ちする
    [+] 熱を逃さない
    [-] 値段が高い
    [-] 重い

    木製 :木製の浴槽はかなり高価ですが、その自然な外観は高級な雰囲気を作り出します。 湿気に過度にさらされると損傷、傷、また亀裂が生じる可能性があります。 乾燥しすぎないように、木製の浴槽は週に1回使用することをお勧めします。 木の香りと見た目は自然とのつながりをもたらし、非常に高価ではありますが、お客様のニーズに合わせてカスタマイズもできます。

    [+] 自然とのつながり
    [+] カスタマイズ可能
    [-] 高い
    [-] 時間と共に傷む

    セラミック製 :天然粘土と水、そして時には他の有機材料と結合します。 装飾が施されており、多くの場合ガラス張りで熱硬化されています。 陶器、テラコッタ、砂岩、磁器などを含む幅広いカテゴリで、浴槽は、内側また外側が固体セラミック製である場合と、その外側がセラミックタイルで覆われている場合があります。 ほとんどの場合は固体セラミックです。 この素材は傷に強いですが、大きな衝撃でひび割れを引き起こす可能性があります。 洗剤や重曹で簡単に掃除ができ、 その表面は滑らかで滑りやすいです。 セラミックは熱を逃しやすいため、長時間の入浴には適していません。 水はすぐに冷えますが、お風呂の表面は熱いままです。

    [+] 擦り傷に強い
    [+] 掃除が簡単
    [-] 熱を逃がしやすい
    [-] 強い衝撃でひび割れする

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